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2021/10/29

苗木運搬を比較【いばキラニュース】R3.10.29

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 ドローンを活用した苗木運搬の作業効率化などを検証する試験が10月28日、大子町で行われ、苗木を人力で山の中腹まで運ぶ作業と、ドローンでつり上げて運ぶ作業を比べ、時間短縮や労力軽減の程度などを試しました。県大子林業指導所や町農政課、町内で林業を営む事業所などの若手従事者が実施しました。
 森林環境整備で伐採後の植栽や下刈りにかかる費用は伐採木の販売価格を上回ることがあり、作業の低コスト化が喫緊の課題です。8月に勉強会を発足し、先進技術を活用した「スマート林業」について導入検討を始めました。
 この日は高低差約80㍍の急斜面、直線距離100㍍で行われ、1袋に重さ7㌔ある50本の杉の苗木を入れ、ドローンでつり上げました。人力では50本入り1袋を背負い、もう1袋を抱え、山と山の谷間など約350㍍の距離を上り下りしました。100本の運搬に往復でかかった時間はドローンが3分54秒、人力が15分3秒でした。
 若手従事者からは「慣れれば作業の効率化が図れる。労働力不足には最適」「積極的に使用していきたい」など前向きな声が聞かれました。同町では来年度から、所有する苗木運搬用のドローンの貸し出しを町内の林業事業体に行う予定です。県は新技術導入補助の支援を検討中。ただ、ドローンなどがコスト高で、植栽時期しか使用しないことから費用対効果を勘案すると導入はハードルが高いなど課題もあります。
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