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2021/12/15

人面土器モニュメント除幕【いばキラニュース】R3.12.15

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 子どもたちに郷土の文化を継承し地域振興を図る拠点にしようと、筑西市を代表する文化財「人面付壺(つぼ)形土器」(人面土器)の複製モニュメントが、JR水戸線川島駅前(同市伊佐山)の市有地に設置されました。除幕式が12月12日に開かれ、集まった地元住民約200人の見守る中、須藤茂市長と小室高志教育長、田所嘉徳氏と福島伸享氏の両衆議院議員が除幕の綱を引きました。
 モニュメントは高さ約69・5㌢で、材質は繊維強化プラスチック。実物の3Dデータを元に原寸大で再現されました。地元住民の組織した「おかえりなさい人面土器プロジェクト」(松﨑清会長)が2年がかりで建立に取り組みました。総事業費は約350万円で、うち約80%を市、約20%を同プロジェクトで負担しました。
 実物は1939年から行われた、同駅の南約1・5㌔にある女方(おざかた)遺跡(同市女方)の発掘調査で発見されました。弥生時代中期に当たる紀元前2~前1世紀のもので、当時の遺体埋葬に伴い使われたと考えられています。現在は東京国立博物館(東京都台東区)が保管しています。11月23日まで開かれていた県立歴史館(水戸市)の企画展「ふぇいす~掘り出された顔かたち」で県内初公開されました。下館駅前歩道橋(同市丙)には、1991年に同人面土器をイメージし建立されたモニュメントがあります。 
 同プロジェクト副会長で、女方ときわ自治会長の水木洋三さんはあいさつで「大変温和な表情で目、鼻、口、顎に立体的な造形がある貴重な当時の文化財産。発掘以来の里帰りができたと感じている。これらを次世代につなげ、元気で活動性のある地域にしていきたい」と話しました。
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