10月15日からボランティアの参加受付を始めた水戸市。18日には337人が、片付け作業にいそしみました。
 　同市岩根町の海野洋子さんは16日から作業を依頼。畳や家財道具などを全て外に運び出してもらいました。「自分たちだけではどうにもならなかった」と感謝しました。千葉県から来た武田一博さんは経験抱負な災害ボランティア。「被災した方が早く元の生活に戻れることがゴール」と汗を流しました。
 　近くの学生も駆け付けた。茨城大2年、長谷部拓斗さんは「学生のうちに」と参加したが「こんなに被害が大きいとは」と惨状に目を覆いました。同大３年、池田成徹さんは「地元の人が頑張っている姿を見て、それ以上に頑張らなければ」と被災者から元気をもらった。
 　市内では、参加者の増加に伴い、路上に止めたボランティアの車がごみ収集車の通行の妨げるなど問題も起きています。このため参加者をマイクロバスなどで送迎する準備が進みます。