メールアドレス
パスワード

パスワードを忘れた方へ

会員登録会員登録
閉じる

いばキラTV

会員登録をしていばキラTVをもっと楽しもう。

会員登録はじめての方
ログインログイン

いばキラセレクション いばキラセレクション

2021/01/15

コウゾの皮むき最盛期【いばキラニュース】R3.1.15

  • Facebook
  • Twitter
  • Google+
プロフィールアイコン
高級和紙の原料となるコウゾの皮の加工作業が、大子町の生産農家で最盛期を迎えている。同町大沢の斎藤邦彦さん方では13日早朝から、コウゾの木を1時間半かけ大釜で蒸し、一本一本皮をむく作業が繰り返されました。今夏予定の東京五輪では、大子那須楮から作られた和紙が表彰状に使われます。
 町内の生産農家など9人は屋外の作業場で、蒸して柔らかくなったコウゾから手早く皮をむき、束ねていった。工程は1日7回繰り返し、数日間天日に干す。ナタに似た専用の刃物で表皮を削り取り、岐阜や福井など県外の和紙職人用に出荷します。
 同町のコウゾは「大子那須楮」と呼ばれ、きめ細かく丈夫な和紙が作れると評価が高い。ユネスコ無形文化遺産に登録された「本美濃紙」など高級和紙の原料として重宝されています。
 コウゾの生産加工を取り巻く環境は厳しく、保存会を組織したものの、従事者の高齢化、後継者不足などが課題。栽培農家のうち皮むきなど加工まで手掛けるのは、同町では斎藤さんともう1軒のみとなりました。
 昨年12月から始まった作業は、週1、2日のペースで15回程度になります。1シーズンで約1㌧半を出荷するそうです。
  • 戻る戻る
  • トップへトップへ

いばキラTVについて

ページトップヘページトップヘ