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2025/01/30
3消防本部合同で山岳救助訓練【いばキラニュース】R7.1.30
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常陸太田市、常陸大宮市、大子町の3消防本部は1月27日、常陸太田市の山林で山岳救助訓練を実施した。3消防本部の合同訓練は初めてで、県防災航空隊も加わり、総勢56人が参加した。訓練を通して、消防本部ごとに使っている資機材の違いを改めて認識。3市町の境界付近での事故に対し、迅速な救助を行うために連携強化を図った。
訓練は、登山道を踏み外して滑落した登山者から携帯電話で119番通報があったと想定。傷病者の位置が市境界付近と見込まれることから、常陸太田市消防本部が2市町の消防本部に協力を要請した。
3消防本部の指揮隊や救助隊が各方面から入山し、合同指揮本部を設置。無線を同じ周波数に合わせて活動し、指揮本部や活動隊所有の携帯電話番号も共有。位置情報を共有できる携帯電話アプリも活用した。
常陸太田市消防本部北消防署の角田祐司署長は「いろんな課題が見えるよい訓練になった。その課題を修正しながら実際の現場につなげていきたい。今後も合同訓練を継続するほかに、座学的な知識の吸収や情報共有なども行っていきたい」と話した。
県北6市町を巡る「常陸国ロングトレイル」が整備中で、登山客の増加が見込まれることから、山岳事故発生に対する3消防本部の緊張感は高まっている。
訓練は、登山道を踏み外して滑落した登山者から携帯電話で119番通報があったと想定。傷病者の位置が市境界付近と見込まれることから、常陸太田市消防本部が2市町の消防本部に協力を要請した。
3消防本部の指揮隊や救助隊が各方面から入山し、合同指揮本部を設置。無線を同じ周波数に合わせて活動し、指揮本部や活動隊所有の携帯電話番号も共有。位置情報を共有できる携帯電話アプリも活用した。
常陸太田市消防本部北消防署の角田祐司署長は「いろんな課題が見えるよい訓練になった。その課題を修正しながら実際の現場につなげていきたい。今後も合同訓練を継続するほかに、座学的な知識の吸収や情報共有なども行っていきたい」と話した。
県北6市町を巡る「常陸国ロングトレイル」が整備中で、登山客の増加が見込まれることから、山岳事故発生に対する3消防本部の緊張感は高まっている。