- いばキラTVトップ>
- アート
2025/02/17
生活ごみ素材で立体造形創作【いばキラニュース】R7.2.17

坂東市の現代美術作家、佐久間あすかさんの「日常の集積展」が水戸市の常陽史料館で開かれている。新聞、ティーバッグ、レシートなど自身の生活廃棄物を素材にした作品25点を展示している。
佐久間さんは長野県上田市生まれで、高校生の時に本県へ転居し、大卒後も県内を主な活動拠点としている。
作品のテーマとして、できるだけ絵の具や筆といった画材を使わず、技術力を排除し、その土地にあるものを利用することを掲げる。そのため、主に日常生活で自分が出した「ごみ」を使って作品を制作する。
「渦」は新聞を使った作品。新聞が1日過ぎれば、「ごみ」になってしまうことに納得がいかないという気持ちで作った。読み終わった新聞を短冊形に切って、円形に重ねて貼ることで水の流れを表す。佐久間さんは「新聞という情報の流れ、さらには人間社会の流れを表現した」と作品の意図を話す。
渦は1995年に制作を始め、今でも新聞を貼り続けているため、日々大きくなっている。「日常の一こま一こまは大したことがなくても、それを積み重ねることで、ある時、自分の行ったことに驚いたり、感動させたりすることができるのではないか」と創作に込めた思いを語る。
3月22日まで。
佐久間さんは長野県上田市生まれで、高校生の時に本県へ転居し、大卒後も県内を主な活動拠点としている。
作品のテーマとして、できるだけ絵の具や筆といった画材を使わず、技術力を排除し、その土地にあるものを利用することを掲げる。そのため、主に日常生活で自分が出した「ごみ」を使って作品を制作する。
「渦」は新聞を使った作品。新聞が1日過ぎれば、「ごみ」になってしまうことに納得がいかないという気持ちで作った。読み終わった新聞を短冊形に切って、円形に重ねて貼ることで水の流れを表す。佐久間さんは「新聞という情報の流れ、さらには人間社会の流れを表現した」と作品の意図を話す。
渦は1995年に制作を始め、今でも新聞を貼り続けているため、日々大きくなっている。「日常の一こま一こまは大したことがなくても、それを積み重ねることで、ある時、自分の行ったことに驚いたり、感動させたりすることができるのではないか」と創作に込めた思いを語る。
3月22日まで。