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2025/02/19
空飛ぶクルマ 課題洗い出す実験【いばキラニュース】R7.2.19

次世代の乗り物として注目を集める空飛ぶクルマの普及に向け、都市や建築上の視点から課題を洗い出す実験が18日、つくば市上境のつくばヘリポートであり、報道陣に公開されました。国立研究開発法人建築研究所(同市)が中心となって取り組み、本年度は騒音や振動など周囲への影響を調査します。
使用する機体は中国製で、2人乗り。8本のアームに計16枚のプロペラが付いています。大きさは全長7㍍、幅7㍍。バッテリーで動き、航続距離は35㌔。パイロットは搭乗せず、事前にプログラミングされたルートを自動飛行します。価格は5千万~6千万円程度。
実験は15、16、18日の3日間実施。敷地内に設けたプレハブ小屋に風速や騒音、振動を計測する機器を置き、機体がどの程度の影響を与えるかデータを集めた。比較のためにヘリコプターも使って調査しています。
実験を担当する企業AirX(東京)によると、空飛ぶクルマはヘリコプターより音が静かで、垂直離着陸ができるため狭い場所で運用できるのも特徴。多数のプロペラを備えることで安定性もあるといいます。
公開実験では、無人の空飛ぶクルマを3回飛行させました。離陸後は敷地内のプレハブ小屋周辺の高度30㍍付近を周回し、高度100㍍地点でもホバリングしました。 建築研究所によると、空飛ぶ車の普及には離着陸場の整備が課題の一つ。建物の屋上に造られることも予想されています。
同研究所の宮内博之上席研究員は「都市や建築の視点で言うなら、何が問題なのかまだ明らかになっていない」と指摘した上で、「風や騒音の影響を調査しながら、社会的な受容性、離着陸場の設置場所などの研究を中長期的に進めたい」と話しました。
使用する機体は中国製で、2人乗り。8本のアームに計16枚のプロペラが付いています。大きさは全長7㍍、幅7㍍。バッテリーで動き、航続距離は35㌔。パイロットは搭乗せず、事前にプログラミングされたルートを自動飛行します。価格は5千万~6千万円程度。
実験は15、16、18日の3日間実施。敷地内に設けたプレハブ小屋に風速や騒音、振動を計測する機器を置き、機体がどの程度の影響を与えるかデータを集めた。比較のためにヘリコプターも使って調査しています。
実験を担当する企業AirX(東京)によると、空飛ぶクルマはヘリコプターより音が静かで、垂直離着陸ができるため狭い場所で運用できるのも特徴。多数のプロペラを備えることで安定性もあるといいます。
公開実験では、無人の空飛ぶクルマを3回飛行させました。離陸後は敷地内のプレハブ小屋周辺の高度30㍍付近を周回し、高度100㍍地点でもホバリングしました。 建築研究所によると、空飛ぶ車の普及には離着陸場の整備が課題の一つ。建物の屋上に造られることも予想されています。
同研究所の宮内博之上席研究員は「都市や建築の視点で言うなら、何が問題なのかまだ明らかになっていない」と指摘した上で、「風や騒音の影響を調査しながら、社会的な受容性、離着陸場の設置場所などの研究を中長期的に進めたい」と話しました。