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2016/11/04
茨城県北芸術祭を巡る旅 vol.14 黒き森の意思
茨城県北芸術祭で展示されている作品集
9月17日~11月20日まで開催されている県北芸術祭。そこで展示されている作品集です。
風光明媚な海と山が織り成す豊かな自然に恵まれた茨城県北地域は、かつて岡倉天心や横山大観らが芸術創作活動の拠点とした五浦海岸、クリストのアンブレラ・プロジェクトで世界の注目を集めた里山をはじめ、独自の気候・風土や歴史、文化、食、地場産業など、多くの創造的な地域資源を有しています。こうした資源の持つ潜在的な魅力をアートの力を介して引き出すことにより、新たな価値の発見と地域の活性化を図るため、日本最大規模となる広大な「KENPOKU」地域を舞台として、国際的な芸術祭を開催中です。
約100ある作品の中から、今回はレ=トゥア・ティエンが作成した
「森の記憶」
を紹介します。
天井から無数に吊り下げられた小枝。黒く焼け焦げた枝には光があたり、その影がシルエットとして空間に浮かび上がります。焼かれた枝は、森林を伐採し野を焼き、住む土地を獲得してきた人間の行為を連想させもします。自然素材を使って環境問題や人の願いを制作してきたアーティストならではの、美しくドラマチックな作品です。
茨城県北芸術祭
https://kenpoku-art.jp/
E-16 森の記憶
https://kenpoku-art.jp/artworks/e16/
9月17日~11月20日まで開催されている県北芸術祭。そこで展示されている作品集です。
風光明媚な海と山が織り成す豊かな自然に恵まれた茨城県北地域は、かつて岡倉天心や横山大観らが芸術創作活動の拠点とした五浦海岸、クリストのアンブレラ・プロジェクトで世界の注目を集めた里山をはじめ、独自の気候・風土や歴史、文化、食、地場産業など、多くの創造的な地域資源を有しています。こうした資源の持つ潜在的な魅力をアートの力を介して引き出すことにより、新たな価値の発見と地域の活性化を図るため、日本最大規模となる広大な「KENPOKU」地域を舞台として、国際的な芸術祭を開催中です。
約100ある作品の中から、今回はレ=トゥア・ティエンが作成した
「森の記憶」
を紹介します。
天井から無数に吊り下げられた小枝。黒く焼け焦げた枝には光があたり、その影がシルエットとして空間に浮かび上がります。焼かれた枝は、森林を伐採し野を焼き、住む土地を獲得してきた人間の行為を連想させもします。自然素材を使って環境問題や人の願いを制作してきたアーティストならではの、美しくドラマチックな作品です。
茨城県北芸術祭
https://kenpoku-art.jp/
E-16 森の記憶
https://kenpoku-art.jp/artworks/e16/