茨城県北芸術祭で展示されている作品集

9月17日～11月20日まで開催されている県北芸術祭。そこで展示されている作品集です。
風光明媚な海と山が織り成す豊かな自然に恵まれた茨城県北地域は、かつて岡倉天心や横山大観らが芸術創作活動の拠点とした五浦海岸、クリストのアンブレラ・プロジェクトで世界の注目を集めた里山をはじめ、独自の気候･風土や歴史、文化、食、地場産業など、多くの創造的な地域資源を有しています。こうした資源の持つ潜在的な魅力をアートの力を介して引き出すことにより、新たな価値の発見と地域の活性化を図るため、日本最大規模となる広大な「KENPOKU」地域を舞台として、国際的な芸術祭を開催中です。

約100ある作品の中から、今回はミヒャエル・ボイトラー氏が作成した
「ジョイ・センターの客」
を紹介します。

展示する周辺地域で集めたものを使って、即興的に大型の立体的な空間作品を作り上げるアーティスト。今回の県北地域では、ボイトラーは釘を使わずに建造物を作り上げる宮代行の技法を学びたいと言います。そうした日本の技術を取り込んで、現地調達の素材で作り上げる作品は、芸術祭開幕までどうなるか、誰も想像がつきません。ぜひ、実見してください！

茨城県北芸術祭
https://kenpoku-art.jp/

E-15　ジョイ・センターの客
https://kenpoku-art.jp/artworks/e15/