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2014/07/08
茨城県議会総務企画委員会県内調査(平成26年5月21日)
調 査 日:平成26年5月21日(水)
調 査 先:竜神大吊橋(常陸太田市) いばらき中性子医療研究センター,J-PARC(東海村)
平成26年5月21日に,茨城県議会総務企画委員会の県内調査が行われました。
総務企画委員会は,行政組織・財政などの調整,税務行政,市町村の振興,交通体系の整備,土地利用の調整,県内各地域の振興対策などのほか,他の常任委員会の所管に属さない事項について調査,審査します。
今年は,各常任委員会ともに「茨城のイメージアップに繋がる魅力発見とPR戦略」を共通の重点テーマとして審査に取り組むこととされており,各委員会の所管事項のなかで他の都道府県に誇れるどのような素晴らしいものがあるのか,また,それらをどのようにPRしていくか等について審査することとなっております。
総務企画委員会としても,このような視点に立って,他に誇れる素晴らしい取り組みや,改善しレベルアップを図らなければならない事項について調査を行うなど,審査して参ります。
今回は,常陸太田市にあります「竜神大吊橋」と,東海村にあります「いばらき中性子医療研究センター」及び「J-PARC」の調査を行いました。
常陸太田市では,竜神大吊橋において今年の3月から新たにバンジージャンプというスポーツ観光を取り入れ,県北地域の誘客促進と地域の活性化を図っています。開始以来,順調に伸びている渡橋者数や物産センターの売り上げ状況,また今後の計画等について調査しました。
また,当日は,神達岳志委員と外塚潔委員の2人が,高さ100メートルの日本最大級となるバンジージャンプを実際に体験しました。
いばらき中性子医療研究センターにおいて,がん細胞を中性子ビームで狙い撃ちする次世代がん治療,ホウ素中性子捕捉療法「BNCT」の概要について調査しました。このBNCTは,筑波大学産学官連携チームが手がけており,装置についても本年度中に完成予定であるため,その整備状況についても視察しました。
日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構が共同で建設・運営している世界最高性能の研究施設であるJ-PARCでは,今年2月に実験を再開した物質・生命科学実験施設に入り,県が設置している中性子ビームラインを使った実験内容などについて,説明を受けるとともに,施設の概要等を調査しました。