メールアドレス
パスワード

パスワードを忘れた方へ

会員登録会員登録
閉じる

いばキラTV

会員登録をしていばキラTVをもっと楽しもう。

会員登録はじめての方
ログインログイン

いばキラセレクション いばキラセレクション

2019/04/01

「震災復興のシンボル」 日立市役所 庁舎東側の大屋根広場が完成 記念式典開催【いばキラニュース】H31.4.1

  • Facebook
  • Twitter
  • Google+
プロフィールアイコン
東日本大震災で大きな被害を受け、日立市が「震災復興のシンボル」として取り組んできた市役所の新庁舎整備で、庁舎東側の大屋根広場が完成し、記念式典が3月30日、同広場で開かれました。分散していた行政機能を集約し、防災拠点化した新庁舎は、美しい曲線を描くアーチ状の鉄板が連なる大屋根広場と北側駐車場を合わせて同日、グランドオープンしました。震災から8年が過ぎ、同市の復興事業は完了しました。

 大屋根広場は、新庁舎が開庁した2017年7月以降、第2期工事として、旧庁舎を解体した跡地に整備されました。広さは約3000平方㍍で、八つのアーチ状鉄板をつなぎ合わせ、柱で支える構造です。大規模災害時には市民の一時避難場所になるとともに、災害支援物資などの集積場所として活用されるほか、イベントでも使われます。

 同広場内には多目的ホール棟と空が見える中庭広場、バスとタクシーが乗り入れる交通広場を設置。多目的ホール棟にはいずれもガラス張りのイベントホールとレストランがあり、国道6号に面するエントランス広場周辺にはサクラの木が植えられました。駐車場は約120台分が加わり、計約260台分となりました。
 
 市役所敷地内を流れる数沢川の暗きょ化などと合わせた2期分の工事費は約25億円で、新庁舎本体を建設した1期分と合わせた総事業費は約127億円。このうち市の実質的負担は約3分の1にとどまります。
 
 式典には約130人が出席したほか、多数の市民が詰めかけました。小川春樹市長は「(新庁舎全体が)市民の願いが込められて完成した。震災復興も一区切りとなる。市役所が市民の役に立つところと改めて肝に銘じて取り組む」と述べました。
 
 設計監理を担ったSANAA事務所代表取締役で同市出身の建築家、妹島和世さんは「(新庁舎は)市民がふらっと立ち寄り、心のよりどころと思える場所になったらいい」と話しました。
  • 戻る戻る
  • トップへトップへ

いばキラTVについて

ページトップヘページトップヘ