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2019/05/13

作風多彩 華やかに350点【いばキラニュース】R1.5.13

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「第57回二科茨城支部展」が5月11日、水戸市のザ・ヒロサワ・シティ会館(県民文化センター)で開幕しました。洋画、彫刻、写真、デザインの4部門に、支部同人の新作と一般公募入選作の計350点が出品され、初日から多くの来場者が見入っていました。16日まで。入場無料。
 同展には、公益社団法人二科会の理事長で支部では顧問の田中良さんをはじめ、同会理事の山中宣明支部長ら会の重鎮やベテランから、30代の新進若手を含め、秋の中央の二科展に向けての意欲を示す新作を発表。作風も多彩で、華やかな内容となっています。
 セレモニーでは、主催者を代表し、田中理事長が「平和でなくてはならない」と戦争経験世代として、文化活動に込める思いを披歴。茨城新聞社の小田部卓社長は「95歳の田中先生にあやかり元気が大事だ」と支部のさらなる飛躍に期待を込めました。来賓の日本芸術院会員、能島征二さんらも、同支部の茨城の文化への貢献と充実した活動をたたえました。
 同展では、メインの展示のほかに、視覚障害者と美術を近付ける「触って観(み)るアート」、災害復興支援を掲げたチャリティー小品展も併せて開かれています。
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