「緑の宝石」と呼ばれるメロンの収穫が鉾田市で最盛期を迎えつつあります。ＪＡほこたの（長峰茂通組合長）メロン部会長で同市二重作、田山浩志さん方でも、さわやかな甘みが特長の本県オリジナル品種「イバラキング」の収穫作業に追われています。
　同JAによると、本県のメロン生産量は、1998年から21年連続で全国トップ。中でも、同市は市町村別産出額でも全国１位となっています。
　田山さん方では、イバラキングを約1㌶栽培。冬場に寒暖の差があったことで田山さんは「今年もおいしいメロンができた。消費者に喜んでもらえれば（生産者も）励みになる」と笑顔を見せました。
　同JAの主力は、緑肉のイバラキングとアンデス、赤肉のクインシーなど。同ＪＡは今年、計73万７千ｹｰｽの出荷を予定しています。
　収穫のピークは今月末から6月上旬ごろ。同JAは18、19の両日、農産物直売所「ファーマーズマーケットなだろう」（同市飯名）で「メロン祭り」を開催する予定です。