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2019/07/05
緻密な写実絵画の変遷【いばキラニュース】R1.7.5
日本の近世から現代までの写実絵画63点を一堂に集めた企画展「写実絵画のいまむかし」が笠間市の笠間日動美術館で開かれています。緻密に描かれた人物像や風景画など作家たちが追い求めた多彩なリアリティーの世界とその変遷が楽しめ、鑑賞者は「写真みたい」「きれい」などと驚きの声を漏らしています。会期は7月28日まで。
作品が並ぶ作家は約50人。高橋由一や川村清雄ら近代洋画の大家をはじめ、野田弘志さん、諏訪敦さん、鉾田市在住の橋本大輔さんら現在活躍するそうそうたる顔触れがそろいます。作品は、静脈まで詳細に描かれ体温をも感じさせる生々しい人物像や臨場感あふれる風景画、実物と見間違うような静物画など、画家の美意識が画面全体に行き渡った逸品が並びます。
作家の追求する描き方がそれぞれ異なるのも魅力の一つ。写真を観察して忠実に再現する描法や筆跡を極力残さず滑らかな絵肌を作る手法、点描のような細かい描写、薄く塗り重ねた絵の具の層の繊細さを生かしたものまで多種多様な技法が用いられています。
作品が並ぶ作家は約50人。高橋由一や川村清雄ら近代洋画の大家をはじめ、野田弘志さん、諏訪敦さん、鉾田市在住の橋本大輔さんら現在活躍するそうそうたる顔触れがそろいます。作品は、静脈まで詳細に描かれ体温をも感じさせる生々しい人物像や臨場感あふれる風景画、実物と見間違うような静物画など、画家の美意識が画面全体に行き渡った逸品が並びます。
作家の追求する描き方がそれぞれ異なるのも魅力の一つ。写真を観察して忠実に再現する描法や筆跡を極力残さず滑らかな絵肌を作る手法、点描のような細かい描写、薄く塗り重ねた絵の具の層の繊細さを生かしたものまで多種多様な技法が用いられています。