甲子園に出場した霞ケ浦高野球部を応援しようと、阿見町の同校付属中の多目的ホールで8月7日、パブリックビューイング（ＰＶ）が催されました。中高の生徒や保護者ら約200人が、熱戦を繰り広げるナインに声援を送りました。
  参加者は黄色いメガホンを手に試合を観戦。応援歌に合わせて歌ったり、メガホンをたたいたりしながら声を枯らして、選手の活躍を後押ししました。
  3回裏に本塁打で1点目を上げると、会場が震えるほどの歓声が起き、応援に一層の力が入りました。6回裏に4点を奪って追い上げると盛り上がりは最高潮に。生徒らは逆転を信じて「いける、いける」「かっ飛ばせー」などと声を上げ続けたが、勝利には届きませんでした。試合後、参加者は惜しみない拍手で選手らをねぎらいました。
  同高3年の瑞穂花鈴さん（17）は「結果は負けだったが、甲子園という舞台で自分の学校を応援できて光栄だった」と誇らしげ。娘がチアダンス部で甲子園に応援に行っている人見雄二さん（47）は「優勝候補に引けの取らない試合で楽しませてもらった」と健闘をたたえました。