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2019/09/13

成長の7位【いばキラニュース】R1.9.13

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静と動が際立つ演技だった。アーティスティックスイミング(AS)少年女子デュエットの佐藤友花(並木中教校)・大山結子(土浦日大高)組は福井国体8位から順位を一つ上げた。154・3183点は2人にとっては過去最高得点。2人は「力を全部発揮した」と胸を張った。
  規定演技をこなすテクニカルルーティンと自由表現のフリールーティンで競う。テクニカルは序盤に迫力ある演技を披露した。静かな曲調の場面では水面に出た足は足先までまっすぐに伸びた。7位と上々のスタートを切った。
  勝負のフリー3分間へ、佐藤は「倒れてもいい全力で」、大山は「巻き返すために気合を入れ直した」と臨んだ。音数が少なく重厚な曲に、軽々しくならないよう、滑らかに表現。一つ一つの技を丁寧にこなした。2分過ぎにテンポが上がると、水しぶきをあげながら力強く躍動した。3度成功させた得意のリフトは高さが出た。
  終盤にかけて盛り上がりを作った。演技が軽やかになると、会場から手拍子も起きた。「盛り上がっていて楽しく泳げた」と佐藤。フィニッシュが決まると、大きな歓声と拍手が送られた。
  7位だった8月下旬のJOCジュニアオリンピック夏季大会では終盤の体力に課題を残した。通し練習の数を重ね、本番に挑んだ。追い込みが実り、順位こそ7位のままだったが、得点は伸ばした。
  地元開催の国体は小学5年からペアを組み始めた2人にとって集大成でもあった。「7位入賞で多くの人に恩返しができていたらうれしい」。2人とも戦う目から優しい目に変わっていた。
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