＜共同募金運動＞
茨城県では今年で72回目となる赤い羽根共同募金運動が、10月1日から全国一斉に始まりました。
自治会・町内会、民生委員・児童委員、企業や学校関係者などの皆さまのご協力をいただきながら、県内各地でさまざまな募金活動が展開されています。
共同募金は、高齢者、母子、障がいのある方への支援をはじめ、特に最近では生活困窮者や社会的孤立、子どもの貧困など福祉課題の解決や災害ボランティア活動の支援など、さまざまな分野で活用されています。
みんなで支え合う地域社会を目指して、一人でも多くの方々に共同募金運動に参加していただきますよう、皆さまのご支援をよろしくお願いします。

＜共同募金の意味と歴史＞
第2次大戦後の昭和22年に「国民たすけあい運動」として始まった共同募金運動は、当初、戦後復興の一助として戦災孤児など生活に困った人たちを救済する活動として、その機能を果たしてきました。
その後は、時代のニーズにあわせて役割を拡大・変化させ、現在では、多様な地域福祉活動を支える募金として期待されています。
社会が大きく変化した今、「社会福祉法」に定められた地域福祉の推進を目的に、さまざまな地域の課題解決に取り組む民間団体を支援するしくみとして、また、市民のやさしさや思いやりを届ける運動として、市民主体の運動を進めています。
赤い羽根共同募金は、「じぶんの町を良くするしくみ」として、地域の福祉課題の解決に住民自らが参加する活動を応援します。