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2019/10/24
特攻隊員の冥福祈る【いばキラニュース】R1.10.24
旧陸軍の特攻隊が初めて編成された鉾田陸軍飛行学校の慰霊祭が10月23日、鉾田市台濁沢の顕彰碑で開かれ、参列者が特攻などで犠牲となった戦没者に哀悼の意をささげるとともに不戦の誓いを新たにしました。
同学校は1940年に創立され、軽爆撃機の訓練を行っていたが、鉾田教導飛行師団に改称された後の44年からは「万朶ばん/だ隊」「鉄心隊」など多数の特攻隊を編成しました。このうち11隊67人がフィリピンや沖縄、鹿島灘沖で犠牲となり、訓練中にも将兵や通信兵など軍属が殉職しました。
顕彰碑は74年に建立。慰霊祭は、万朶隊が44年10月に編成され、鉾田を出立したことから、毎年10月に開かれています。
この日の慰霊祭は「鉾田陸軍飛行学校を伝える会」が主催しました。慰霊祭では、参列者10人がサカキなどを顕彰碑前に献花し、戦没者の冥福を祈りました。
同学校や特攻隊に関する同市内の記録はあまり見つかっておらず、風化の危機にさらされていることから、伝える会の東野一也代表は「まずは陸軍の特攻隊が鉾田から飛び立ったことを皆さんに知ってもらいたい」と呼び掛けました。
同学校は1940年に創立され、軽爆撃機の訓練を行っていたが、鉾田教導飛行師団に改称された後の44年からは「万朶ばん/だ隊」「鉄心隊」など多数の特攻隊を編成しました。このうち11隊67人がフィリピンや沖縄、鹿島灘沖で犠牲となり、訓練中にも将兵や通信兵など軍属が殉職しました。
顕彰碑は74年に建立。慰霊祭は、万朶隊が44年10月に編成され、鉾田を出立したことから、毎年10月に開かれています。
この日の慰霊祭は「鉾田陸軍飛行学校を伝える会」が主催しました。慰霊祭では、参列者10人がサカキなどを顕彰碑前に献花し、戦没者の冥福を祈りました。
同学校や特攻隊に関する同市内の記録はあまり見つかっておらず、風化の危機にさらされていることから、伝える会の東野一也代表は「まずは陸軍の特攻隊が鉾田から飛び立ったことを皆さんに知ってもらいたい」と呼び掛けました。