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2019/11/13
国体選手の健闘をたたえる【いばキラニュース】R1.11.13
第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」で45年ぶりに天皇杯、皇后杯を獲得した本県選手団の健闘をたたえる会が11月12日、水戸市内のホテルで開かれました。ねぎらいを受けた選手たちは「今後も茨城県のスポーツ界を盛り上げていきたい」と意欲を示しました。
たたえる会には選手や監督ら約500人が出席しました。はじめに優勝を成し遂げた選手らが登壇。代表して空手成年女子の染谷真有美選手が「何年も前から地元国体開催に向けて緊張感、危機感を持って取り組んできた。天皇杯、皇后杯を獲得できたことは大変うれしい」とあいさつしました。県競技力向上対策本部長の小野寺俊副知事は、昨年の福井国体では天皇杯16位だったことから、立て直してくれた選手や監督・コーチらの頑張りに感謝しました。
壇上では天皇杯と皇后杯が披露され、選手たちはあらためて喜びをかみしめ合いました。また、優勝者インタビューがあり、ボクシング成年男子ライトヘビー級の鬼倉龍大選手は「日本一になると、こんなにも褒められるんだと思った」と述べ、体操成年男子団体総合優勝の佐藤巧選手は「期待に応えられ、うれしさよりもほっとした。結果で一番の恩返しができた」と喜びを表現しました。
最後は競技別天皇杯を獲得した競技団体を代表して、剣道の塚本浩一少年監督が「来年の鹿児島国体でもチーム茨城として一丸となって皆さんと一緒に頑張りたい」と語りました。
たたえる会前には県体育協会による表彰式が行われ、会長の大井川和彦知事は「(天皇杯、皇后杯獲得は)県民にとって明るいニュースとなった」と選手たちに感謝を伝えた上で、「今後も競技力向上に向けて県としても政策を考えていきたい」と強調しました。