自動車の運転技術「ドリフト」競技の世界一を決める、国際自動車連盟（FIA）公認「FIAインターコンチネンタル・ドリフティング・カップ 2019」が12月1日、下妻市村岡乙の筑波サーキットで行われました。大勢のモータースポーツファンが見守る中、高速でカーブへ突入するスリル満点の競り合いが繰り広げられました。
　ドリフトはドライバーが車を意図的に斜め横方向に滑らせる高度な技術。走行性能を極限まで高めた改造車が白煙を上げ、爆音を響かせながら接触すれすれの〝バトル〟を演じました。
　大会は11月29日から3日間行われ、17カ国・地域から計24選手が参加。予選通過の16台がトーナメントに出場しました。コースは約1kmに設定され、2台1組で先行と後追いを交互に行い、スピードやドリフトの角度などを評価し、その総合得点で争いました。ゲオルギィ・チフチャン選手（ロシア）が2連覇しました。