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2020/01/20

IBARAKIドリーム・パス事業プレゼン【いばキラニュース】R2.1.20

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中高生が地域の課題解決に向けて取り組む「IBARAKIドリーム・パス事業」のプレゼンテーション大会が1月19日、水戸市の駿優教育会館で行われ、15チームが企画した活動内容を発表。審査の結果、コミュニケーションアプリを開発した県立並木中等教育学校3年の柴沼纏(まとい)さんが最優秀賞に輝きました。
 同事業は、中高生が地域の課題を発見し、解決に向けた企画立案や実践を通して、課題解決力を養うことが狙い。県が本年度、初めて開催しました。
 中高生らは地域の課題を見つけ、その解決策を企画立案。1チーム当たり最大10万円が県から提供され、それぞれの企画を実践しました。県内の中高生54人が参加し、学校や地域ごとなど計チームに分かれて取り組みました。
 同日午前に全15チームが企画や実践した取り組みを発表し、6チームが午後の決勝に進みました。決勝では、7分間のプレゼンテーションの後、10人の審査員による質疑応答が行われました。
 最優秀賞に選ばれた柴沼さんは、発話することが難しい祖母とコミュニケーションするためのアプリを開発。まばたきの回数に応じて、簡単なメッセージを無料通信アプリ「LINE(ライン)」に送信できる仕組みを作りました。柴沼さんは「とてもうれしい。アプリの改良を重ねて世に発信したい」と意欲を示しました。副賞として30万円が贈られました。
 審査員を務めた大井川和彦知事は「素晴らしい発表ばかりだった。今の気持ちを持ち続けて今後の人生の糧にしてほしい」と総評しました。
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