サッカーJ1鹿島は1月24日、今季の必勝を祈願し、選手やスタッフが鹿嶋市宮中の鹿島神宮を参拝しました。駆け付けた約千人のサポーターと共に、４年ぶりのリーグ王座奪還を含む国内外４冠に向け、決意を新たにしました。
　クラブを代表し、小泉文明社長とザーゴ監督、選手会長の犬飼智也選手が玉串をささげました。奉納された巨大絵馬に、犬飼選手は「四冠」と、ピッチ内外でチームの中心を担う三竿健斗選手は「日進月歩」とそれぞれ書き、今季の成長と活躍への決意を示しました。
　小泉社長は集まったサポーターに「今季は４冠が目標。スローガン『みせる』の下、新しいスタイルのサッカーを見せ、そのサッカーを通じて皆さまを魅了します」とあいさつし、無冠に終わった昨季からの巻き返しを誓いました。権宮司の東（とう）俊二郎さんは「さらなる高みを目指して頑張り、次は優勝というお土産を持って、報告をしてください」と激励しました。
　午後はクラブハウスで練習を行いました。犬飼選手は必勝祈願について「やっと（シーズンが）始まると改めて思った。身が引き締まる思い」と話しました。28日にはカシマスタジアムでアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）プレーオフのメルボルン・ビクトリー戦が行われます。