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2020/03/09
祝い籠づくりがピーク【いばキラニュース】R2.3.9
行方市西蓮寺の竹細工職人、吉田平さんの工房で、こいのぼりの竿の先に取り付ける竹籠の玉「祝い籠」の製作がピークを迎えています。
「祝い籠」は茨城、福島両県の沿岸部で見られる文化。竹で編んだ直径約70㌢の球形の籠と、籠から放射状に伸びた12本の「小玉」と呼ばれるパーツで構成されており、下から見上げると、空に大輪の花が咲いているようにも見えます。
吉田さんは現在数少なくなった祝い籠の作り手。籠は「4日で5個作れるかどうか」といい、製作は2月から4月上旬ごろまで続きます。吉田さんは「縁起物なので、こいのぼりを掲げる家では毎年注文をくれるところもある。少子高齢化の時代だが、子どもたちには元気に成長して、周囲の人のため、国のためになる存在に育ってほしい」と話しました。
「祝い籠」は茨城、福島両県の沿岸部で見られる文化。竹で編んだ直径約70㌢の球形の籠と、籠から放射状に伸びた12本の「小玉」と呼ばれるパーツで構成されており、下から見上げると、空に大輪の花が咲いているようにも見えます。
吉田さんは現在数少なくなった祝い籠の作り手。籠は「4日で5個作れるかどうか」といい、製作は2月から4月上旬ごろまで続きます。吉田さんは「縁起物なので、こいのぼりを掲げる家では毎年注文をくれるところもある。少子高齢化の時代だが、子どもたちには元気に成長して、周囲の人のため、国のためになる存在に育ってほしい」と話しました。