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2020/05/26
光圀ゆかり「初音茶」初収【いばキラニュース】R2.5.26
水戸藩2代藩主の徳川光圀が愛飲し名付けたとされる「初音茶」の初めての収穫が5月25日、城里町上古内で行われました。同町の茶農家らが2014年から進める復活プロジェクトの一環です。取り組みの中心となるJA水戸古内茶生産組合副組合長の加藤秀仁さんは「ようやく摘み取ることができ感慨深い。うま味があり、バランスのとれたお茶になってほしい」と顔をほころばせました。初音茶の試飲は6月中に行われるそうです。
初音茶は、同町下古内の清音寺で古くから栽培され、現在も母木が残ります。江戸時代、光圀が気に入って名付けるとともに生産を推奨し、上古内、下古内両地区で茶の栽培が盛んになるきっかけになったとされます。
収穫を迎えた初音茶は、2014年7月に同寺の母木から採取した挿し穂千本を、町内の茶農家や大子町の県農業総合センター山間地帯特産指導所に移して栽培したものです。17年4月にその苗木約350本を町登録有形文化財「島家住宅」(同町上古内)の敷地に植え付けました。
収穫作業は、組合員や県、町の関係者など約20人が参加して行われました。新型コロナウイルス感染防止のため、マスク着用やアルコール消毒などを徹底し、約60㌢に成長した初音茶の新芽を丁寧にもぎ取りました。加藤富美子さんは「初摘みができてうれしい。初音茶を通じて、古内のお茶の魅力がさらに広まることを期待したい」と声を弾ませました。
初音茶はこの日、約5・3㌔が収穫され、大子町の県農業総合センター山間地帯特産指導所で加工されます。
初音茶は、同町下古内の清音寺で古くから栽培され、現在も母木が残ります。江戸時代、光圀が気に入って名付けるとともに生産を推奨し、上古内、下古内両地区で茶の栽培が盛んになるきっかけになったとされます。
収穫を迎えた初音茶は、2014年7月に同寺の母木から採取した挿し穂千本を、町内の茶農家や大子町の県農業総合センター山間地帯特産指導所に移して栽培したものです。17年4月にその苗木約350本を町登録有形文化財「島家住宅」(同町上古内)の敷地に植え付けました。
収穫作業は、組合員や県、町の関係者など約20人が参加して行われました。新型コロナウイルス感染防止のため、マスク着用やアルコール消毒などを徹底し、約60㌢に成長した初音茶の新芽を丁寧にもぎ取りました。加藤富美子さんは「初摘みができてうれしい。初音茶を通じて、古内のお茶の魅力がさらに広まることを期待したい」と声を弾ませました。
初音茶はこの日、約5・3㌔が収穫され、大子町の県農業総合センター山間地帯特産指導所で加工されます。