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2020/06/10
十石堀ジオラマ【いばキラニュース】R2.6.10
江戸時代から北茨城市中郷地区を流れ、昨年「世界かんがい施設遺産」に選ばれた農業用水路「十石堀(じゅっこくぼり)」の姿を立体的に紹介するジオラマが、同市磯原町磯原の市歴史民俗資料館に展示されています。山間部から平地までの水の流れが一目で分かる内容です。
ジオラマは60㌢×115㌢で硬質発泡材製。縮尺は7700分の1。
水路部分は水色になっており、同市西側の森林に覆われた山から東側の田園地帯に向かって延びていることが分かります。水門や分水工の位置を表示しているほか、掘削して二つの沢をつないだ導水路「掘割」部分のみを拡大したジオラマもあります。
十石堀は水不足に苦しむ農民を救おう1668年に着工した農業用水路で、完成から350年がたった今も住民たちが維持・管理を絶やさず、現役で利用されています。延長は約15・5㌔。
地元住民でつくる十石堀維持管理協議会が、ジオラマを製作。市が窓口となり、ジオラマの製作会社とやり取りしました。市の担当者は「地図や測量データを落とし込んで正確に作ってもらった」と話しました。
実際の十石堀は、上流部分に関係者以外が足を踏み入れることは難しく、また地図では平面にしか把握できないため、ジオラマを作ることにしたとそうです。担当者は「山の中から水を引いている工夫を理解してもらえれば」と話しています。
同館は新型コロナウイルス感染拡大を受け3月11日から2カ月半にわたって休館していましたが、5月26日に通常開館を再開しました。
ジオラマは60㌢×115㌢で硬質発泡材製。縮尺は7700分の1。
水路部分は水色になっており、同市西側の森林に覆われた山から東側の田園地帯に向かって延びていることが分かります。水門や分水工の位置を表示しているほか、掘削して二つの沢をつないだ導水路「掘割」部分のみを拡大したジオラマもあります。
十石堀は水不足に苦しむ農民を救おう1668年に着工した農業用水路で、完成から350年がたった今も住民たちが維持・管理を絶やさず、現役で利用されています。延長は約15・5㌔。
地元住民でつくる十石堀維持管理協議会が、ジオラマを製作。市が窓口となり、ジオラマの製作会社とやり取りしました。市の担当者は「地図や測量データを落とし込んで正確に作ってもらった」と話しました。
実際の十石堀は、上流部分に関係者以外が足を踏み入れることは難しく、また地図では平面にしか把握できないため、ジオラマを作ることにしたとそうです。担当者は「山の中から水を引いている工夫を理解してもらえれば」と話しています。
同館は新型コロナウイルス感染拡大を受け3月11日から2カ月半にわたって休館していましたが、5月26日に通常開館を再開しました。