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2020/06/11
チョウゲンボウ 巣立ちピーク【いばキラニュース】 R2.6.11
取手市取手の利根川河川敷に架かるJR常磐線利根川橋梁で、ハヤブサの仲間、チョウゲンボウが巣立ちのピークを迎えています。 「とりで鳥の会」(林恵治代表)によると、チョウゲンボウは小型の猛禽(もうきん)類で、ハトほどの大きさ。本来は山沿いの険しい崖などに営巣する。河川敷には2月から集まり始め、4月上旬に産卵、5月上旬にふ化し、現在は巣立ちの時季となっているそうです。 チョウゲンボウは、地上から20㍍以上もある橋げたの鉄骨の穴に営巣。七つの営巣場所が確認できており、同一エリアにこれだけ巣が集中するのは珍しいとのこと。一つの穴に平均3羽がいて、幼鳥はしきりに外の様子をうかがったり、羽をばたつかせたりするなどして巣立ちの機会を探っています。 同会の小川文夫さんは「高い場所に巣があるので外敵から襲われにくい。河川敷はネズミなど(鳥の)えさが豊富にいるので、営巣地として適しているのではないか。チョウゲンボウにとって、ここは安全に子育てができる優良物件だと思う」と分析しています。