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2020/07/27
さかなクンのギョ苦楽展が開幕【いばキラニュース】R2.7.27
東京海洋大名誉博士のさかなクンが描いたさまざまな海の魚の絵を紹介する「さかなクンのギョ苦楽展」が7月23日、笠間市笠間の笠間日動美術館で始まりました。長さが約6・5㍍ある画面に展開されたメガマウスザメの大作など新作を中心に計93点が並びます。初日は作家本人も臨場し、鑑賞に訪れたファンらと交流しました。 さかなクンは魚の博識で知られる一方、幼少期から絵を描くのが好きでした。昨年、日動画廊(東京・銀座)での個展が好評だったことから、同美術館での展覧会が企画されました。さかなクンの美術館での個展は初めてとのこと。 展示は「実物の大きさ」「お顔」「海外のお魚」などのテーマごとに構成。「コブダイちゃん」など顔付きの特徴を捉えたカラフルな作品もあれば、「鯖(さば)」や「鱸(すずき)」など食卓にのる魚に解説を付けた作品もあります。 特に目を引くのは、メガマウスザメとジンベエザメの実物大の作品だ。共に縦約1・6㍍、横約6・5㍍の大きな画面に展開、筆ペンなどを使って描かれています。迫力がある一方、どこか優しさもあります。 会場には、絵とは別に陶芸作品9点も並びます。 会期は9月22日まで。原則月曜休館。入場料大人千円、65歳以上800円、大学生・高校生700円、小中学生500円。問い合わせは同美術館TEL0296(72)2160。