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2020/08/20
県立歴史館にピアノ贈る【いばキラニュース】R2.8.20
使われなくなったピアノを有効活用しているボランティア団体「みんなのピアノを贈る会」(高野惣一代表)は8月19日、水戸市の県立歴史館(山口やちゑ館長)にグランドピアノ1台を贈呈しました。講堂で寄贈式とお披露目演奏が行われ、ショパンの「子犬のワルツ」など美しい音色が響きました。ピアノは、同市の茶屋道宏さんが23年前、市内に転居した際に購入したヤマハ製。茶屋道さんも式典に招かれました。
式典で高野代表は「長い間、使われてきたピアノを伝統ある歴史館に寄贈できるのは喜び。末永く活用していただければ」とあいさつしました。山口館長は「これまで講堂にはピアノがなく、ミニコンサートなどを開き、多くの人に文化に触れていただく機会を拡充したい」と謝辞を述べました。
ピアノは、2004年に69歳で他界した妻が愛用していました。茶屋道さんはバイオリンをたしなみ、2人で合奏することを楽しみにしていたそうです。
お披露目演奏で、同会会員の江幡和子さんがショパンのワルツ2曲を奏でると、久々の演奏に茶屋道さんは「いい音色だった。女房も喜んでいると思う」と感慨深げに語りました。
同会は県立水戸三高音楽科の同窓生を中心に09年に発足。現在会員は54人で、使われなくなったピアノの有効活用を呼び掛け、託されたピアノを福祉施設や公共施設へ贈呈し、調律や演奏活動などを行っています。今回の寄贈で17台目となります。
式典で高野代表は「長い間、使われてきたピアノを伝統ある歴史館に寄贈できるのは喜び。末永く活用していただければ」とあいさつしました。山口館長は「これまで講堂にはピアノがなく、ミニコンサートなどを開き、多くの人に文化に触れていただく機会を拡充したい」と謝辞を述べました。
ピアノは、2004年に69歳で他界した妻が愛用していました。茶屋道さんはバイオリンをたしなみ、2人で合奏することを楽しみにしていたそうです。
お披露目演奏で、同会会員の江幡和子さんがショパンのワルツ2曲を奏でると、久々の演奏に茶屋道さんは「いい音色だった。女房も喜んでいると思う」と感慨深げに語りました。
同会は県立水戸三高音楽科の同窓生を中心に09年に発足。現在会員は54人で、使われなくなったピアノの有効活用を呼び掛け、託されたピアノを福祉施設や公共施設へ贈呈し、調律や演奏活動などを行っています。今回の寄贈で17台目となります。