秋の叙勲伝達式が11月4日、水戸市の県庁で開かれ、3日付で発令された県内受章者のうち、総務省と消防庁、厚生労働省関係の46人に大井川和彦知事から勲章と勲記が手渡されました。
　式典で大井川知事は人口減少や自然災害の激甚化、医療や介護体制の充実など、今後の課題に触れながら、「これまでの経験を元に後進への指導をお願いし、茨城の発展を支えていただきたい」と述べました。また、森田悦男県議会議長は「本県のめざましい発展や成長は皆様のたゆまぬ努力のたまもの」と、受章者の功績をねぎらいました。
　このほか、式典には小野寺俊、小善真司両副知事ら県幹部も出席し、晴れの栄誉を祝いました。
　昨年まで約40年にわたり土浦市議を務めた折本明さん＝土浦市＝は旭日小綬章を受章。折本さんは霞ケ浦浄化の取り組みなどを振り返り、「社会のため長く尽力してきたつもりでいる。これからも努力を重ねていきたい」と喜びを語りました。