平和祈念展示資料館（東京・新宿）の全国巡回展「平和祈念展ｉｎ水戸」が12月9日、水戸市にあるザ・ヒロサワ・シティ会館の県民ギャラリーで始まりました。写真や絵と共に戦争資料計１７７点を展示しています。 入場無料。15日まで。県内開催は初めて。同資料館と市など主催。 
　巡回展は、同資料館所蔵の１３３点を ①「兵士」②「戦後の強制抑留者」③「海外からの引揚者」－の三つのテーマに分けて見せています。シベリア抑留者の両袖がないコートや、引揚者がおむつで作った子ども用ワンピースなどを通じ当時の人々の労苦を紹介。「水戸からみる戦時の世相と満蒙開拓青少年義勇軍」と題し、市平和記念館など市内３館所蔵の44点を特別展示しているほか、６人の証言映像も見られます。