子どもたちの表現力を育む取手市の「芸術家パートナーシップ事業」が１月27日、同市内で開かれました。同市下高井の市立永山小放課後子どもクラブでは、市内在住の、木俣創志さんが講師を務め、２～５年生約20人が芸術家と交流しながら作品づくりを楽しみました。
　同市は〝アートのまち〟を掲げており、市内には東京芸術大があるなど、多くの芸術家が活動しています。事業は、新型コロナウイルスの影響で活動が制限されている芸術家もいることから、支援の一つとして昨年12月から始まりました。芸術家16人が参加しており、市内全小学校14校の放課後子どもクラブで３月まで、絵画や工作、音楽などそれぞれの分野で交流していきます。
　木俣さんは東京芸術大大学院博士課程修了。同市を拠点に主にアクリル画を制作しています。同子どもクラブでは全８回を予定しています。
　同日は、好きに折った白い紙を、黄色や赤、緑、青などの絵の具に浸し、紙を開いた時にできるさまざまな模様や色を子どもたちが楽しみました。色がついた紙は、自分の名前や絵を描いた新聞紙に挟んで乾かし仕上げました。