県は、新規採用職員の辞令交付式を水戸市笠原町の県庁で開きました。新型コロナの感染拡大を踏まえ、231人（男性133人、女性98人）の新採職員の中から代表２人のみが参加。例年と異なり、氏名点呼や幹部職員紹介は省略されました。
　農業政策課配属の横山茉優さんが大井川和彦知事から辞令を受け取り「コロナ禍で県全体に元気がない中、茨城の魅力を発信できるように努めたい」と初々しい笑顔で誓いました。
　もう１人の代表で厚生総務課配属の荒木智也さんは「全体の奉仕者として、誠実かつ公正に職務を執行する」と緊張の面持ちで宣誓しました。
　訓示は動画配信となり、新採職員たちは配属先のパソコンでそれぞれ視聴しました。大井川知事は「日常生活や仕事の在り方が大きく変化しています。得がたいチャンスと前向きに捉えてほしい」と述べました。
　市町村課配属の小田倉大智さんは「自分が思ったことをしっかり発信していくことを大切にしたい」と語りました。