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2021/05/28
隈研吾氏設計のカフェオープン【いばキラニュース】R3.5.28
世界的な建築家・隈研吾氏が手掛けたカフェ「S-ブランド」が境町に完成し、オープニングセレモニーが5月27日開かれました。同町が建設を進めていたもので、隈氏設計の公共施設は町内6施設目。高知県梼原町と並んで全国市区町村最多となります。まち歩きの新しい拠点として既存の5施設を観光客らに回遊してもらうことで、交流人口の拡大と地域経済の発展につなげます。
町が新たな特産品として開発した干し芋や干し芋スイーツなどの加工品販売や飲食提供のカフェで、木造2階建て(敷地面積約180平方㍍、延べ床面積約106平方㍍)。1階と2階合わせて約20席ある。建物の柱や梁(はり)などに県産スギを使い、階段の手すりにはサツマイモを干す「干し芋すだれ」を用いました。
施設運営は、東京・銀座にある県のアンテナショップで店長として活躍していた杉山彰啓さんが社長を務める民間会社「ほしいもの百貨」(境町)が担う。総事業費は約6千万円。町が国の地方創生拠 点整備交付金約3千万円や地方交付税措置約1500万円などを活用して建設しました。
式典で橋本正裕町長は「多くの人に隈研吾さんの建築物を回っていただき、境町を知ってもらい、境町のファンになってもらえれば。将来的には住んでもらうといい。循環型社会をつり、選ばれる町を目指していきたい」とあいさつしました。隈氏は「6施設とも個性的で中身の濃いものができた。コロナ後は集中から分散の時代になり、小さい施設を歩いて楽しむ形になる。境町がモデル的なまちになった」と話しました。
町が新たな特産品として開発した干し芋や干し芋スイーツなどの加工品販売や飲食提供のカフェで、木造2階建て(敷地面積約180平方㍍、延べ床面積約106平方㍍)。1階と2階合わせて約20席ある。建物の柱や梁(はり)などに県産スギを使い、階段の手すりにはサツマイモを干す「干し芋すだれ」を用いました。
施設運営は、東京・銀座にある県のアンテナショップで店長として活躍していた杉山彰啓さんが社長を務める民間会社「ほしいもの百貨」(境町)が担う。総事業費は約6千万円。町が国の地方創生拠 点整備交付金約3千万円や地方交付税措置約1500万円などを活用して建設しました。
式典で橋本正裕町長は「多くの人に隈研吾さんの建築物を回っていただき、境町を知ってもらい、境町のファンになってもらえれば。将来的には住んでもらうといい。循環型社会をつり、選ばれる町を目指していきたい」とあいさつしました。隈氏は「6施設とも個性的で中身の濃いものができた。コロナ後は集中から分散の時代になり、小さい施設を歩いて楽しむ形になる。境町がモデル的なまちになった」と話しました。