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2021/05/31
規格外イチゴで生パスタ【いばキラニュース】R3.5.31
県立水戸農業高校の農業研究部の生徒が、県内の農家や飲食店と連携し、従来なら廃棄されてしまう規格外のイチゴを活用して生パスタを開発しました。イチゴを麺に練り込み、包装袋を空けた瞬間に華やかで甘い香りを感じられる商品に仕上げました。食品ロス削減にもつながる自信作に、生徒らは「イチゴのパスタは珍しいと思う。食べた人に元気になってほしい」と胸を張っています。
イチゴをペーストにしてパスタに練り込んだ商品は、その名の通り「ストロベリー生パスタ」。麺はもちもちした食感で、種の粒感を残し、着色はせずイチゴ本来の色を生かしました。特長となるイチゴの香りをできる限り残すため、通常は使用する卵を入れない特別なレシピにしています。クリーム系に合う太麺の「タリアテッレ」と、つるつると食べやすい細麺の「スパゲティ」の2種類を用意しました。
開発に関わったのは、同部で6次産業化や持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みを学ぶ、2、3年生の女子部員6人。
きっかけは今年1月、6人が鉾田市の梅原農園に農業研修に訪れ、収穫を体験したことだった。形のふぞろいや過熟、傷があるなど、味は変わらない規格外のイチゴが廃棄されていると知り、食品ロス削減に再生方法がないかと考えました。ジャムなどスイーツの案も出たが、パスタへの活用を思い付いた。そこで、同校の外部講師で、ひたちなか市の生パスタ専門店「パスタイオ・ジェノヴァ」の小原健二シェフに相談。生徒らは同店に訪れ、製造工程を見学し、パスタの形状を試作するなどしました。
商品化に当たり、6人が同園から受け取ったイチゴのへたを取り、ペーストにして、同店に納品している。タリアテッレのパッケージは生徒が考案しました。商品は4月上旬に完成。同24日、那珂市鴻巣のふれあいファーム芳野で開かれた農産物販売の「いぃ那珂マルシェ」で、用意した50食は即完売した。校内販売会では800食を販売しました。 6月2~8日午前10時から午後7時には、水戸市泉町の京成百貨店の地下食品催事スペース(ジェノヴァ店舗内)で、イチゴ生パスタの販売を予定します。5、6両日には生徒たちも店頭に立ちます。
イチゴをペーストにしてパスタに練り込んだ商品は、その名の通り「ストロベリー生パスタ」。麺はもちもちした食感で、種の粒感を残し、着色はせずイチゴ本来の色を生かしました。特長となるイチゴの香りをできる限り残すため、通常は使用する卵を入れない特別なレシピにしています。クリーム系に合う太麺の「タリアテッレ」と、つるつると食べやすい細麺の「スパゲティ」の2種類を用意しました。
開発に関わったのは、同部で6次産業化や持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みを学ぶ、2、3年生の女子部員6人。
きっかけは今年1月、6人が鉾田市の梅原農園に農業研修に訪れ、収穫を体験したことだった。形のふぞろいや過熟、傷があるなど、味は変わらない規格外のイチゴが廃棄されていると知り、食品ロス削減に再生方法がないかと考えました。ジャムなどスイーツの案も出たが、パスタへの活用を思い付いた。そこで、同校の外部講師で、ひたちなか市の生パスタ専門店「パスタイオ・ジェノヴァ」の小原健二シェフに相談。生徒らは同店に訪れ、製造工程を見学し、パスタの形状を試作するなどしました。
商品化に当たり、6人が同園から受け取ったイチゴのへたを取り、ペーストにして、同店に納品している。タリアテッレのパッケージは生徒が考案しました。商品は4月上旬に完成。同24日、那珂市鴻巣のふれあいファーム芳野で開かれた農産物販売の「いぃ那珂マルシェ」で、用意した50食は即完売した。校内販売会では800食を販売しました。 6月2~8日午前10時から午後7時には、水戸市泉町の京成百貨店の地下食品催事スペース(ジェノヴァ店舗内)で、イチゴ生パスタの販売を予定します。5、6両日には生徒たちも店頭に立ちます。