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2021/08/03
水戸空襲講演会【いばキラニュース】R3.8.3
水戸市五軒町のみと文化交流プラザで8月2日、戦争体験を経験者から聞く講演会「わたしは戦争を忘れない―あの場所での日々―」が開かれました。市内在住の2人が、水戸空襲や米軍機による機銃掃射の体験について語り、約60人の参加者が耳を傾けました。
講演会は、戦争や水戸空襲の記憶を通して、若い世代に平和の大切さについて伝える、市の「ぴーすプロジェクト」の一環です。 戦時中に県立水戸高等女学校に在学していた亀田博子さんは、学生生活や水戸空襲について話しました。戦争が激しくなっていくにつれて、制服がスカートからもんぺに変化していったことを紹介。空襲について「パラパラと赤い火の玉が落ちてきた。その後も警報が続き、眠れなかった」と話しました。
8歳の時に水戸空襲を体験した小菅次男さんは、その1カ月前に目撃した、米軍機による水戸駅への機銃掃射について話しました。小菅さんは「桜川で近所の子と魚取りをしていたら、駅に10機以上のグラマン戦闘機が攻撃。操縦者の顔が見え、生きた心地がしなかった」と振り返りました。
同市在住の小泉文子さんは「子どもに貴重な体験談を聞かせたくて参加しました。水戸空襲について詳しく聞けてよかった」と話し、息子で市立寿小学校4年の拓真君は「戦争は世界中の人がやりたくなかったと思う。今回参加できて勉強になった」と感想を述べました。
講演会は15にも開かれ、中国大陸からの引き揚げ体験などについて聞く予定です。 問い合わせは市立博物館☎029(226)6521。
講演会は、戦争や水戸空襲の記憶を通して、若い世代に平和の大切さについて伝える、市の「ぴーすプロジェクト」の一環です。 戦時中に県立水戸高等女学校に在学していた亀田博子さんは、学生生活や水戸空襲について話しました。戦争が激しくなっていくにつれて、制服がスカートからもんぺに変化していったことを紹介。空襲について「パラパラと赤い火の玉が落ちてきた。その後も警報が続き、眠れなかった」と話しました。
8歳の時に水戸空襲を体験した小菅次男さんは、その1カ月前に目撃した、米軍機による水戸駅への機銃掃射について話しました。小菅さんは「桜川で近所の子と魚取りをしていたら、駅に10機以上のグラマン戦闘機が攻撃。操縦者の顔が見え、生きた心地がしなかった」と振り返りました。
同市在住の小泉文子さんは「子どもに貴重な体験談を聞かせたくて参加しました。水戸空襲について詳しく聞けてよかった」と話し、息子で市立寿小学校4年の拓真君は「戦争は世界中の人がやりたくなかったと思う。今回参加できて勉強になった」と感想を述べました。
講演会は15にも開かれ、中国大陸からの引き揚げ体験などについて聞く予定です。 問い合わせは市立博物館☎029(226)6521。