水戸パパイヤ栽培研究会の農家10人が栽培する水戸市産の青パパイアの出荷が9月8日から始まりました。出荷は霜が降りる11月上旬ごろまで続き、例年と同程度の収穫の見通しで、２・６㌧の出荷を見込んでいます。みずみずしい青パパイアが一つずつ丁寧に箱詰めされました。
　青パパイアは果実が熟す前に収穫し、野菜として食べます。タンパク質や糖質、脂質を分解する酵素と、ポリフェノールなどの抗酸化作用が豊富で「野菜の王様」と呼ばれます。深谷清正会長のお薦めの食べ方は「栄養素を生かすために生サラダとして食べる。炒めて、きんぴらにしてもおいしい」とのこと。
　出荷先はＪＡ水戸内原のめぐみ（内原）、水戸ドライブイン（加倉井）、セイブ食彩館千波店（千波）など市近隣の直売所やスーパーに送られます。商品は青パパイア１㌔で６００円。ドライ千切り青パパイア20㌘で４３２円を販売する。深谷会長は「クセがなくどんな料理にも合う、いろいろな料理で試してほしい」とＰＲしました。