コロナ禍による利用客減少に悩む県内のローカル鉄道4社が連携し、利用促進に向けた動画制作に取り組んでいます。主役は各社の運転士たち。筑西市茂田のザ・ヒロサワ・シティにある鉄道運転シミュレーターで腕前を競い合ったり、ベテランと若手が対決したりと、鉄道に興味を持ってもらうため知恵を絞り、工夫を凝らしての撮影です。
　撮影は9月27日に行われ、鹿島臨海鉄道、関東鉄道、ひたちなか海浜鉄道、真岡鉄道の各社から計8人が参加しました。運転歴1～3年の若手とベテランが入れ替わりで水戸から大洗までの区間を操作し、その模様を司会役の広報担当者らが実況。速度を制御して停止線ぴったりに止まると、運転席の背後で見守っている参加者から歓声と拍手が起こりました。
　動画は「真岡鉄道公式ちゃんねる」で12月頃に配信する予定です。