県立鉾田二高は11日、鉾田市徳宿の農場実習棟で外部講師を招いた調理実習を行いました。
食品技術科の２年生が、和菓子の大福と洋菓子のスノーボール作りに挑戦しました。
大福作りには、同科食品加工コースの生徒が取り組みました。
講師は、県菓子工業組合から派遣された老舗菓子メーカー、亀印製菓（水戸市）の佐久間瑞之さん。
もち米から作った皮で粒あんを手際よく包むなど、手本を示しながら指導。
生徒たちは、粘り気のある皮が手に付くなど苦戦しながらも、丁寧に大福を仕上げていきました。
大福の作り方を初めて知ったという山本真太郎さんは
「貴重な経験になった。将来の仕事にしたい」と話しました。
山口和香菜さんは「おいしく作れたと思うので家族と食べたい」と笑顔で話しました。 　
同組合では、同校に年４回、組合員を講師として派遣しています。
同組合副理事長で同社小売営業部の林太一部長は「今回の実習を機会に、和菓子作りに興味を持ってもらえたら」と話しました。
　製菓・製パンコースの生徒は、ひたちなか市で洋菓子店を営むパティシエの斎藤絵美さんの指導で、米粉を使ったスノーボール作りを行いました。