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2021/11/09
農業ロボ、柿を運搬【いばキラニュース】R3.11.9
自動追従機能を備える農業向けロボットを活用した柿の収穫実習が11月8日、阿見町の茨城大農学部附属国際フィールド農学センターで開かれました。柿が入ったかごを積んだロボットが、先導する学生の後を追って走行する様子を披露しました。
ロボットは筑波大発ベンチャー企業のDoog(ドーグ、つくば市、大島章社長)が開発した「メカロン」。農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の農業機械研究部門との共同研究で製品化に成功しました。
ボタンを押すと、正面にいる人をレーザーセンサーで捕捉して追い掛けます。路面状況に応じて100~200㌔の積載・運搬が可能で、収穫のほか枝の剪定(せんてい)、肥料の散布など幅広い作業を支えます。
収穫実習は同学部地域総合農学科の授業で行われ、メカロンの動きを目の当たりにした学生からは「すごい」「かわいい」といった声が上がりました。