【機器トラブル（音声）について】
誠に申し訳ありませんがライブ配信中の機器トラブルにより、知事の式辞（3:25〜6:40）が大変聞き取りにくくなっております。知事の式辞の要旨は以下のとおりですので、音声の代わりとしてご案内させていただきます。


【令和３年度茨城県表彰式式辞 要旨】
本日は、令和３年度茨城県表彰式を挙行いたしましたところ、ご多用の中、ご来賓をはじめ皆様方にご臨席を賜りましたこと、厚くお礼申し上げます。

このたび受賞されます、53名及び12団体の皆様、誠におめでとうございます。心からお祝い申し上げます。

また、今日まで、受賞者の皆様方のご活躍を支えてこられたご家族の皆様に、心から敬意を表する次第でございます。

この表彰は、県民の皆さんが、郷土の歴史をよく知り、より豊かな生活とさらなる発展を願う日として制定された「茨城県民の日」に合わせて、例年、実施しております。

「茨城県民の日」である、明日、11月13日は、明治４年の府県統廃合により茨城県という名称が初めて使われた日であり、本年は、茨城県が誕生してから150年の節目の年に当たります。

本県は、今日に至るまで、４本の高速道路や鹿島港など重要港湾、つくばエクスプレス、茨城空港といったインフラ整備が着実に進んでまいりましたほか、筑波研究学園都市の整備や、さらには科学万博や二度の国体の開催など、目覚ましい発展を遂げてまいりました。

また、今年７月から９月にかけては、東京2020オリンピック・パラリンピックが開催され、本県におきましても、聖火リレーのほか、カシマスタジアムでサッカー競技が行われました。

さて、時代は今、気候変動問題や米中摩擦の激化、ＡＩの進歩による社会構造の大幅な変化に加え、人口減少の急速な進行など、これまでとは全く異なる、予測困難な「非連続の時代」を迎えています。

また、近年、災害が激甚化、頻発化しているほか、昨年から続くコロナ禍は、社会経済活動に大きな影響を及ぼしている状況にあります。

県といたしましては、今後も、感染の第六波への備えに万全を期しながら、感染防止対策と社会経済活動の両立を目指し、「茨城版コロナＮｅｘｔ」による対策やワクチン接種の促進、県内経済の早期回復に向けた施策を、先手先手で講じてまいります。

また、本県のさらなる発展に向け、医師確保や力強い産業の創出、将来の茨城を支える「人財」育成など、新しい茨城づくりにも引き続き全力で取り組んでまいります。

本日、茨城県表彰を受賞される皆様方におかれましては、これまで培ってこられました、高い見識と豊かな経験を存分に発揮していただきながら、私どもと一緒に「活力があり、県民が日本一幸せな県」の実現に向けて、ご協力いただけますことを大いに期待しております。

結びに、皆様方におかれましては、これからもご健康に十分留意され、郷土茨城の発展に、一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げますとともに、ご参会の皆様方の今後益々のご健勝、ご活躍を心からお祈りいたしまして、お祝いの言葉といたします。