メールアドレス
パスワード

パスワードを忘れた方へ

会員登録会員登録
閉じる

いばキラTV

会員登録をしていばキラTVをもっと楽しもう。

会員登録はじめての方
ログインログイン

いばキラセレクション いばキラセレクション

2021/11/25

列車内で事件対応訓練【いばキラニュース】R3.11.25

  • Facebook
  • Twitter
  • Google+
プロフィールアイコン

 先月末に東京都内の京王線車内で起きた殺傷事件など列車内での凶悪事件が相次いだことを受け、県警とJRは11月24日、土浦市湖北の土浦運輸区構内で、列車車両を使った事件対応訓練を行いました。乗客の避難誘導から警察による犯人の身柄確保までを想定し、乗客の命を守るための動きを確認。県警は「いろんな想定で訓練をして的確な対応をしていきたい」と強調しました。
 訓練は、東京都内の地下鉄や私鉄各線で8月以降、電車内で凶悪事件が発生したことを受け、県警がJRに呼び掛けて実現しました。県警と土浦署、JR東日本水戸支社が協力し、他の鉄道会社を含め約140人が参加して行われました。  訓練は、5両編成の普通列車を使い、停止した列車内で乗客役が各車両に座る中、犯人役の警察官が刃物を持って大声で騒ぎ始めるという想定で始まりました。乗客は犯人から距離を置きながら隣の車両に逃げ、うち1人が車内の「SOSボタン」を押して車掌に連絡。状況を説明すると、車掌は110番通報し、かばんで体を守りながら犯人のいる車両に入り乗客を避難させた。扉の鍵を閉めて犯人を閉じ込め、パトカーで臨場した警察官3人が防護用の棒とさすまたを使って犯人の身柄を確保しました。
 訓練終了後、県警の小川寛之地域部参事官兼地域課長は「実際の場面では乗客がパニックになることも想定されます。限られた時間で乗務員が時間を稼ぎ、乗客の安全を守れるかが重要」と指摘。木村光義土浦署長は「警察では列車内に警官が同乗したり駅で巡回したりする『見せる警戒』を進めている。鉄道、公共機関と連携していければ」と見据えました。
 JR土浦駅の川野重匡駅長は「職員にも防刃チョッキやさすまたを配備して訓練しています。乗客の皆さんには落ち着いてSOSボタンを押してほしい」と訴えました。

  • 戻る戻る
  • トップへトップへ

いばキラTVについて

ページトップヘページトップヘ