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2021/12/01
河合ほうき作り体験【いばキラニュース】R3.12.1
常陸太田市立幸久小学校(同市上河合町、會澤伯民校長)の3年生11人が11月24日、同校体育館で地域の伝統工芸品「河合ほうき」作りを体験しました。材料のホウキモロコシを束ねたり、締めたりする力仕事に苦労しながら、自分だけのオリジナルのほうきを作りました。
体験授業には、地元の伝統を後世に残す活動に取り組む「種継人(たねつぎびと)の会」のメンバーが協力。子どもたちは長さ約80㌢のホウキモロコシ24本を一つに束ね、針金でまとめ、木づちでたたいて形を整えました。色付きの糸でしっかりとじ、持ち手の部分などを切りそろえて完成させました。早速、出来上がったほうきで作業終わりの掃除を行う児童もいました。
會澤校長は「郷土の良さを理解し、地域の中で育っていくことを学習していってほしい」と話しました。 同小では7月に校内の畑に種をまき、9月に刈り取り。乾燥させて、この日の作業に備えました。