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2021/12/06
登山事故に備え救助訓練【いばキラニュース】R3.12.6
筑波山での登山事故に備えようと、つくば警察署(岩坂博署長)、つくば北消防署(山田勝署長)、県防災航空隊(桜井慶信隊長)は11月3日、筑波山山腹にある筑波スカイライン風返し第3駐車場で山岳救助訓練を行いました。計30人が参加し、救助の注意点などを確認しながら、担架での搬送や防災ヘリを使った訓練に励みました。 担架搬送訓練では、山中での活動を想定し、階段を利用。声を掛け合って周囲の状況を確かめながら、要救助者役の人を乗せた担架を運びました。
防災ヘリに要救助者をつり上げる訓練も実施。航空隊員が人 を乗せた担架と共に、上空約30㍍に待機するヘリまで上昇。警察署員や消防署員は地上から誘導ロープを引っ張って支えました。
同警察署によると、昨年、筑波山での登山中の事故件数は10件で負傷者は4人でした。今年は11月末時点で14件で負傷者も11人に増加。背景には、昨年は新型コロナウイルスの影響で登山客が減少していたことや、今年の緊急事態宣言解除と紅葉シーズンが重なったことなどがあるとみられます。
訓練を終え、岩坂署長は「筑波山で遭難者が出た場合は消防などとの緊密な連携が必要になります。訓練を生かして、連携した救助ができるようにしたい」と話しました。
防災ヘリに要救助者をつり上げる訓練も実施。航空隊員が人 を乗せた担架と共に、上空約30㍍に待機するヘリまで上昇。警察署員や消防署員は地上から誘導ロープを引っ張って支えました。
同警察署によると、昨年、筑波山での登山中の事故件数は10件で負傷者は4人でした。今年は11月末時点で14件で負傷者も11人に増加。背景には、昨年は新型コロナウイルスの影響で登山客が減少していたことや、今年の緊急事態宣言解除と紅葉シーズンが重なったことなどがあるとみられます。
訓練を終え、岩坂署長は「筑波山で遭難者が出た場合は消防などとの緊密な連携が必要になります。訓練を生かして、連携した救助ができるようにしたい」と話しました。