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2021/12/09

荒磯部屋入門会見【いばキラニュース】R2.12.9

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東洋大牛久高相撲部3年の花房海が大相撲・荒磯部屋に入門します。今月末に現在つくば市にある荒磯部屋へ引っ越し、来年1月には新弟子検査を受け、初土俵を踏みます。12月8日、同校で記者会見に臨み、「関取になり、今まで支えてくれた方々へ恩返しをしたい。どんどん馬力を磨き、荒磯親方のような押し相撲をしたい」と抱負を語りました。同席した荒磯親方は「スピード出世を求めるより、強くけがをしない体を求めていきたい。相撲熱を伝え、彼の相撲熱を感じながら指導していきたい」と強調しました。
 6歳の時に母から勧められ、わんぱく相撲の地区大会に出場し、いきなり優勝しました。その後は相撲クラブに入り、中学時代は全国大会を経験。中学までは、まわしを取って横に動くスタイルだったが、高校で押し相撲に変更しました。
 毎日の稽古はうそをつかず、「立ち合いで強く当たってとにかく前へ出る」形を磨いた。2019年茨城国体の団体で5位入賞。その後、今年6月の関東大会の無差別級で同校勢としては初の優勝を飾りました。次第に「ずっとやっていきたい」と角界入りを志しました。
 19年に現役引退した荒磯親方は時折同校を訪れ、指導に当たっていたという。今秋、花房は荒磯親方からは腰の使い方やはず押しの技術、栄養の取り方について理論的なアドバイスをもらいました。親方の熱意を感じ、入門を決意しました。
 荒磯親方は花房の魅力を「武双山関(藤島親方)のような馬力」とみる。「大相撲の世界は馬力が技を越える瞬間がある」と説明し、「大相撲向きな力士」とほれ込んだ。相撲に向き合う姿勢も好印象で、「ひた向きに努力をし続ける精神力がある」と手放しで褒めました。教えたはず押しはすぐに吸収し、「理解力が高い」と期待は膨らみます。
 入門後は基本運動を重視し、体づくりや馬力の強化を図る。指導は科学的なデータに基づきつつ、稽古場では自らもまわしを締めて胸を出し、感覚的な助言もしていく。来年5月には阿見町に部屋が新設され、一層稽古に熱が入っていく予定です。
 育成方針については自身の現役時代を重ね、「自分は馬力で十両まで駆け上がり、三役くらいまで左のはず押し一本でいった。(花房も)三役までは馬力一本で教えていきたい」と見据えました。
 「2人の共通点は相撲が大好きなこと」と荒磯親方。牛久市にゆかりを持つ師弟が、角界に新たな風を吹き込みます。
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