大洗町のアクアワールド県大洗水族館で12月11日、開館20周年記念事業を締めくくる、人気アニメ「ワンピース」とコラボしたイベント「ワンピースＢＩＧ　ＷＡＳＨ島の大冒険！ＩＮアクアワールド・大洗」が始まりました。同日はオープニングセレモニーが開かれました。
　島に見立た館内では、ワンピースのキャラクターが案内役などを務めます。飼育生物をルフィとジンベエが音声解説し、イルカとアシカのショーでは、チョッパーが共演する特別オーシャンライブを楽しめます。
　また、アニメの一員になった気分を味わえるよう、デジタルフォトスポットを設けました。設置されている専用のカメラで撮影することで、画面上でキャラクターと自分を同時に映し、無料で記念撮影できます。
　リラックスカフェ「マーメイド」では限定グルメも販売。サメ肉を使い、中央にイベントロゴを入れた「ＢＩＧ　ＷＡＳＨ島名物サメまんじゅう」（５５０円）や、ラテアートでキャラクターを描いた「麦わらの一味ココア」（４５０円）などが味わえます。
　セレモニーには、大井川和彦知事や国井豊大洗町長、ワンピース好きで知られるお笑いコンビ「マヂカルラブリー」と「大自然」らが出席。大井川知事は「大洗、茨城をより多くの人に知ってもらいたい」と期待を寄せました。国井町長は「世界的な人気のあるアニメとのコラボはありがたい」と述べました。
　同館は来年３月31日に開館20周年を迎える。今回のイベントは同31日まで実施します。