常陸太田市の新成人９人が1月8日、同市天下野町の竜神大吊橋からのバンジージャンプに挑戦しました。成人式の関連イベントとして式の前日に実施されており、参加者は抱負を叫びながら、約１００㍍下のダム湖に向けて真っ逆さまにジャンプして大人への決意を新たにしました。
　竜神大吊橋はＶ字形の美しい渓谷、竜神峡に架かる橋。参加者はスーツやアニメの主人公のコスプレなど思い思いの衣装に身を包み、「悔いの残らない人生を送りたい」「人生、楽しんでいきます」などと叫びながら大空に向かって羽ばたいました。
　実行委員長の須澤明星さんはメイド姿でジャンプ。「やめたいと思うほど怖かったが、跳んでみると清々しい気持ちになれた。度胸が付いたので、これからの困難に立ち向かえる」と感想。今年の干支と自分の名前に因んでトラの着ぐるみ姿で跳んだ宇野大河亜さんは「弱気な心を吹き飛ばせた。皆から頼られる大人になりたい」と話しました。
　同市の新成人は４５４人（男性２３０人、女性２２４人）。昨年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止しました。