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2022/03/22
手作り葦舟でレース【いばキラニュース】R4.3.22
水辺に生える植物のアシを活用する文化に関心を寄せてもらおうと、行方市の高須崎公園前霞ケ浦湖岸で20、21の両日、「ニホンウナギ杯霞ケ浦葦舟世界大会」(霞ケ浦アカデミー・行方カヌークラブ主催)が開かれました。初日は葦舟の制作が行われ、参加者は協力して舟作りに取り組み、2日目には霞ケ浦で手作りした葦舟のレースを楽しみました。
霞ケ浦アカデミーは、子どもたちを対象とした環境講座や、霞ケ浦の環境問題の研究を行ってきたNPO法人で、葦舟を用いた大会は昨年に続き2回目。アシは、魚や昆虫などの生息場所となるほか、刈り取ることでアシが吸収した栄養を湖から取り除くことになり、水質向上の役割も果たす。近年ではアシを使う機会が失われていることから大会を企画したそうです。
当初はベトナム人や中国人のチームも参加する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小して実施することとなり、最終的には県内から3チーム17人が参加しました。
参加者らは、それぞれ湖岸に生えているアシを刈り、長さ5㍍の束を15個作成。さらにアシ同士を重ねながら形を整え、麻ひもで括り付けるなどして長さ約7㍍の葦舟を仕上げていました。
同アカデミーの荒井一美理事長は「昔とくらべ、人と湖のつながりが少なくなっていると感じている。コロナ禍で開催するのに大変な部分もあったが、霞ケ浦の環境改善に少しでも寄与できたらいい」と話しました。
霞ケ浦アカデミーは、子どもたちを対象とした環境講座や、霞ケ浦の環境問題の研究を行ってきたNPO法人で、葦舟を用いた大会は昨年に続き2回目。アシは、魚や昆虫などの生息場所となるほか、刈り取ることでアシが吸収した栄養を湖から取り除くことになり、水質向上の役割も果たす。近年ではアシを使う機会が失われていることから大会を企画したそうです。
当初はベトナム人や中国人のチームも参加する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小して実施することとなり、最終的には県内から3チーム17人が参加しました。
参加者らは、それぞれ湖岸に生えているアシを刈り、長さ5㍍の束を15個作成。さらにアシ同士を重ねながら形を整え、麻ひもで括り付けるなどして長さ約7㍍の葦舟を仕上げていました。
同アカデミーの荒井一美理事長は「昔とくらべ、人と湖のつながりが少なくなっていると感じている。コロナ禍で開催するのに大変な部分もあったが、霞ケ浦の環境改善に少しでも寄与できたらいい」と話しました。