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2022/04/04

常陸太田市チーズプロジェクト【いばキラニュース】R4.4.4

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 常陸太田市チーズ製造・商品化プロジェクト協議会は3月29日、水戸市の水戸京成ホテルで会議を開き、プロジェクトの円滑な運営や販売促進などについて意見交換をしました。常陸太田市産の生乳を使用したオリジナルチーズの製造・商品化に取り組んでおり、同ホテルの野澤総料理長が、そのチーズを使った新メニューを紹介しました。
 会議で椎名会長は「皆さんのチーズへの熱い思いとスタッフの研さんでいいチーズができている。レストランやホテルなどで評価されてきている」と一層の協力を求めました 。販路開拓に向けたPR活動の推進のための情報の共有や意見を出し合いました。
 新メニューは、前菜「モッツァレラチーズのガーリックオイルマリネ 紫野菜の甘酢添え」、メイン料理「モッツァレラチーズと茨城県産マッシュルームのローズポーク包焼き」、麺料理「フロマージュブランの酸辣湯麺」の3品を紹介しました。試食した委員からは「チーズが引き立てている」「酸辣湯麺のような使い方があるのかと驚いた」「色合いも初めて食べる味わい」などと好評でした。
 野澤総料理長は「既存のチーズと比べてミルク感があって一目惚れした」と評し、新メニューについて「モッツァレラチーズを生かすため味の強いものと合わせず、味付けを行った」「フロマージュブランはぶつかり合うような食材を試してみて仕上げた」などと説明しました。
 3品は単品で、今秋に提供を始める予定だそうです。
 宮田市長は「チーズは味も評判も一定のところまで来ているが、もうワンランク上の食べ方をPRしたいと思い、総料理長に腕を振るってもらった。驚きの味だった」と感想を話しました。
 チーズ製造は、6次産業化の推進による畜産業の振興や雇用の創出などを目的に、2017年度から取り組むプロジェクトです。オリジナルチーズを製造する加工所「ひたちおおたチーズ工房」(同市大中町)でカチョカヴァッロ、モッツァレラ、ストリング、フロマージュ・ブラン、セミハードタイプのチーズ「さとやま」を生産しています。道の駅での販売や市内外の飲食店などに提供しています。
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