ブドウの生産量県内トップを誇る常陸太田市の宮田達夫市長やＪＡ常陸常陸太田ぶどう部会の生産者らが8月3日、県庁の大井川和彦知事を訪ね、同市産ブドウのおいしさをＰＲしました。ハウスブドウの販売は10日から開始します。
　同部会は「巨峰」やオリジナル品種「常陸青龍」などを生産しています。市場には流通させず、農園での直売が基本となっています。大井川知事は「来ないと買えないという戦略は面白い」と驚いた様子。それぞれの品種を試食し、常陸青龍は「すがすがしい爽やかな味」、巨峰は「酸味のある大好きな味」とそれぞれ感想を述べました。
　同部会の本多孝文部会長は今年の作柄について「非常に出来はいい」と太鼓判。高温少雨の影響を受けたものの各農家が対策を行い、「素晴らしいブドウができた。おいしさを極限まで引き出せた」と話しました。