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2022/09/27
屋根のふき替え進む 鹿島神宮【いばキラニュース】R4.9.27
「令和の大改修」が進められている鹿島神宮で、「弊殿・拝殿」屋根のふき替え作業が進んでいます。ヒノキの皮を敷き詰める「檜皮(ひわだ)ぶき」で行われ、使用するヒノキ皮は計18万枚。作業は来年4月まで続く予定です。
弊殿・拝殿は1619(元和5)年、江戸幕府2代将軍徳川秀忠が本殿や石ノ間とともに寄進造営。権現造りの先駆的形式を示す建造物として評価されており、国指定重要文化財となっています。
それぞれの屋根は前回(1994年)の修繕から28年が経過し、腐食やコケの繁殖が見られるなど劣化が進行。工事では、屋根面積約300平方㍍にヒノキ皮を敷き詰め、三間社流造の曲線美を表現します。
材料となる樹皮は、奈良県や和歌山県など主に近畿地方で採取しました。1枚の大きさは縦75㌢、横15㌢、厚さ1・5㌢。水で濡らした後、ずらして重ね、竹くぎを打って固定します。
弊殿と拝殿の屋根ふき替え終了後は、屋根の端を飾る鬼板の塗り直しや装飾の修繕などを行います。2024年には、楼門の改修が始まる予定です。
弊殿・拝殿は1619(元和5)年、江戸幕府2代将軍徳川秀忠が本殿や石ノ間とともに寄進造営。権現造りの先駆的形式を示す建造物として評価されており、国指定重要文化財となっています。
それぞれの屋根は前回(1994年)の修繕から28年が経過し、腐食やコケの繁殖が見られるなど劣化が進行。工事では、屋根面積約300平方㍍にヒノキ皮を敷き詰め、三間社流造の曲線美を表現します。
材料となる樹皮は、奈良県や和歌山県など主に近畿地方で採取しました。1枚の大きさは縦75㌢、横15㌢、厚さ1・5㌢。水で濡らした後、ずらして重ね、竹くぎを打って固定します。
弊殿と拝殿の屋根ふき替え終了後は、屋根の端を飾る鬼板の塗り直しや装飾の修繕などを行います。2024年には、楼門の改修が始まる予定です。